【ポルシェ】991(992) GT3 ツーリング 千鳥格子柄でシートセンター張り替え

時代を超えて愛されるナロールックの千鳥格子

新型Porsche991(992)GT3のシートセンターを、千鳥格子柄で張替えました。

  • Porsche 911(992)GT3

    最新のポルシェが入庫しました。外装はトレンドカラーのグレー系です。弊社デモカーの2002でも塗装されていた今一番旬なカラーです。

  • 992GT3の最大の特徴は、公道用911の歴史上初めてダブルウィッシュボーンのサスペンションを採用したことです。

  • 911を熟成しながら常に進化し続けるポルシェですが、ポルシェオーナーや愛好家にとって、新型の発表はどこか懐かしさと新しさが混ざった愛着を感じるようです。

  • 施工前

  • シートの革を剥がすと、シートヒーターがみえます。これらはそのまま再利用できます。

    より快適な乗り心地を求めるならば、エアークッションもオススメです。シートヒーターの下に施工できます。

  • 部分張り替え

    センター部分のみの張替えでは、サイドの再利用する革の縫い目、繋がりなど、細部にこだわった職人の技術が光ます。

    出来上がったシートは、張り替えたことを悟られない仕上がりになります。

  • 柄合わせ

    柄の生地では、柄合わせにも職人達は細心の注意を払って型取り・縫製を行います。

    このため、通常の縫い合わせより職人の技術と経験、忍耐が必要となります。

    以前施工したBMW M4は特に職人泣かせでした。熟練の技術を持つ職人達は常に進化し続けています。

  • 純正のように仕上げる

    ポルシェのお客様は、純正の雰囲気を残したいとのご要望も多くございます。

    しかしながら、同じ状態で乗り続けることはできません。出来上がった全てのモノは、劣化し朽ちていきます。

  • 私たちNEWINGの職人は、その全ての状態を見定め、お客様のご要望に合わせた最適な方法で蘇らせます。

    傷んだ部分だけの張替えも可能です。

     

  • こうして、20年の経験から、[純正のように仕上げる技術]でポルシェオーナーのお客様のご要望にもお応えしてきました。

    今回のように、新型に歴史を載せる事も。または、クラシックカーに新しい流行を載せることも。お客様と愛車の可能性を広げます。

  • 施工後

    ナロー時代に多く見られた千鳥格子柄ですが、現代のポルシェにも良く似合っています。

    これは、50年続くポルシェ911の、慎重であり継続的なインテリアデザインのスタイルと美学が、長年にわたり受け継ぎながら進化し続けているからでしょう。

    激しくトレンドが移り変わるなか、ポルシェの本質は変わらないように感じます。

  • ポルシェの個性的なデザイン

    自動車シートでは無地が一般的なイメージですが、ポルシェはとりわけ多くの柄や素材を内装に採用してきました。

    1974年の911ターボ・ルイーズではタータンチェックにステッチを組合せ、これまで珍しくはなかったタータンチェックを、立体的で目新しいデザインとして登場させました。

  • 1981年のタルガにはチェッカーフラッグを連想させるパシャ、1983年の928では赤と白のストライプ、1989年のカレラではピンストライプがシートに採用されます。

    その他にもモザイク柄やリーフ柄など、個性豊かなシートが登場しました。

    素材も様々で、コーデュロイやツイードなど、その内装自体がポルシェの歴史を語るアイコンとなりました。

  • 千鳥格子のリバイバル

    中でも最も人気なデザインがPEPITA(ペピータ)

    英語では“houndstooth”(ハウンドトゥース)、

    鳥が飛ぶように見えることから、日本では千鳥格子と呼ばれています。

    このペピータパターンと呼ばれるデザインは1965年に初めてポルシェの内装に採用されました。

  • 最近では、2023年10月にRECAROオリジナルのPEPITAが復活し、SNSの普及・レトロブームも相まって千鳥格子の人気が再上昇しております。

  • 弊社では、2024大阪オートメッセでシート張替えサンプルとして千鳥格子柄を使用したレカロシートを展示。問い合わせも多く、改めて千鳥格子の人気の高さを実感しました。

  • ポルシェ純正生地の千鳥格子以外のラインナップも取り扱いを始めました。

    職人の施工技術は同じですが、材料コストを抑えることで通常のシート張替えと変わらない価格で施工できます。

  • 千鳥格子のラインナップ

    弊社では現在、3色の千鳥格子をご用意。

    JABIA難燃証明をクリア済みです。

    (JABIA ジャビアとは、自動車車体工業会の総称で、車両の内装材難燃基準です)

  • オリジナルの組み合わせ

    この千鳥格子、実は無地との相性の良いカラーが多く、カラーバリエーションが豊富です。

    ブラックの千鳥格子に、ネイビーやキャメルの本革も驚くほど良く合います。

    クラシックでありたいか、モダンでありたいか、お客様の好みで内装イメージを変換できる柄なのです。

  • ドアパネルとシートセンターを千鳥格子に張り替えるだけで、お洒落に。

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