【ポルシェ】911(964)ツートーンカラーのウルトラスエードでフルカスタム
Porsche911(964)の内装をグレーとブラックのウルトラスエードでフルカスタムしました!
シート・ダッシュボード・ドア・シフトブーツ・シフトノブ・コンソール・フロアカーペット・リアパネルを施工しています。
シートの表皮から順番に剥がしていきます。
表皮の裏側です。年季が入ってますね・・・
NEWINGの内装張替えでは数多くのシートを剥がしておりますが、現場の職人曰く「この年式の車にしては、まだ状態の良いシート」だそうです。
剥がしたシートから型をとりますので、元のシートに縫い合わせの印をつけてから分解します。
丁寧に縫製します。
リアシートの裏側。板が入ってました。張替えではウレタンを足してクッション性を高めます。
完成
モスグレーのような、灰みがかったグレーのスエードと、ブラック。
2色で統一された新しい内装が完成しました。
背面はブラックで。
ドアも全面張替え
ブラックが多めの配色ですが、グレーの明るい色がドア全体を引き締めるアクセントになっています。
ドアパネルのステッチはダークグリーンに。
ドアとシートの統一感を大切に
作業はパーツごと職人が分担して行いますが、取り付ける車は同じです。全体の統一感を意識しながらカラーバランスを考えます。
リア部分も、2色を上手く組み合わせて張替えました。
フロアカーペットは全てスエードです。
パイピング(縁どり)はグレーにしてアクセントを加えました。シートの色と馴染みますので違和感はございません。
ダッシュボードはグレーのスエードで張替えました。
◾️ ウルトラスエード使用
ウルトラスエードとは
東レが開発・展開しているスエード調人口皮革
耐久性や耐光性・難燃性が極めて優れており、通常の本革スウェードや合成皮革と比較しても手入れに手がかからないように留意されている。
このような優位点から、高級車の内装に比較的本革を多用するヨーロッパでは1980年代になってから、維持に手間を必要とする本革にとって代わる高級素材として徐々に普及していった。
[ウィキペディアより]