【TOYOYA GR86】藍染張替えPART1
藍染で魅せるGR86の内装
フロントシート・リアシート・シフトブーツ・サイドブレーキを藍染で。
NEWING内装部門にトヨタGR86が入庫
年明けのオートサロンにむけて、フルテック様から藍染(あいぞめ)を使用した内装張替えのご依頼を頂きました。
今旬なGR86の迫力のあるボディキットと、伝統的な藍染を取り入れた内装が、どのように調和するのでしょうか。
まずは、お客様の理想のデザインを伺います。
お客様の理想を踏まえて、社長もデザインの提案をします。
お茶目な笑顔のフルテックさん。
打ち合わせ中、終始場を盛り上げてくださいました。
理想を現実に
今回の現場リーダーも含めて、全員で最終打ち合わせ。
作業場では、実際に染め上がった藍染を確認して頂きました。
こちらは無地。濃紺と紫の混ざったような上品で落ち着いたお色です。
新柄 ろうけつ染めで表現する和の格子
これまでNEWINGでは、R8の内装に「ふぶき」と呼ばれる柄を、車の内装張替えで初めて採用しました。
GR86の張替えでは、また別の、本革で初めて染め上げた柄を使用します。
作業前の内装がこちら。
ブラックとグレーで統一された車内は、外装の塗装と比べると、少し寂しいようにも感じられます。
リアシートも統一感はありますが、外装のカラーに比べるとフロントシート同様に物足りなく感じてしまいます。
作業開始!
パーツを順番に分解します。
ドアの裏側(゜-゜)
まずはドアパネルから
リアのドアパネルは中心を柄に張り替えますが、一体型のパネルだった為、中心のみ分解することが出来ません。
養生をしっかり行い、周りに傷が付かないよう十分に配慮してから、張り替える部分の下地処理をします。
縫製部隊は型取りから。
パネルが外せないと言う事は・・・大きくても小さくてもダメです。
押し込む革の量を考慮して、ピッタリのサイズで裁断しなければなりません。
縫いあがったドアパネルの生地です。
フロントのドアも、縫製が必要なアームレストを縫い上げます。
少し現場を離れていたら・・・・既に張り終わってました。
さすが職人(/・ω・)/
取付後のリアシートのパネルです。
職人の経験と勘で、ミスなく完璧な型取りを行い、ステッチのラインも綺麗に揃いました。
シフトブーツ・サイドブレーキも出来上がっていました。
次回はPART2 シート編
12月2日公開。お楽しみに♪