【フォード】マスタング ダイヤモンドステッチと2本のBLACKライン、NEWINGオリジナルデザイン
「ボディに塗装されている2本のBLACKラインをシートに入れて欲しい」
お客様からデザインのご要望がありました。
NEWINGオリジナルデザインのシートとドアパネルをカスタムします。
マスタングのボディデザインを参考に
ダイヤモンドステッチと2本のBLACKラインで、シートを張替えます。合わせてドアパネルも。
張替え前のシートは落ち着いたベージュです。
外装に合わせたインパクトのあるデザインに仕上げます。
合皮生地の赤と黒を使用します。
シートのデザインを決めます
今回は社長自ら採寸。お客様の希望を踏まえて、出来上がったときによりカッコよく見える間隔や配置を考えます。
ダイヤモンドステッチも入れて、よりオリジナリティのあるデザインに
紙の上で考えたデザインと、実際のシートに描いてみたデザインでは、出来上がりのイメージにズレが生じます。
シートを剥がす前に、出来上がりのイメージを可能な限り明確にすることが大切です。
デザインが決まりましたので、シートを剥がして作業スタートです!
現場が仕様書を確認しながら、さらに細かい打ち合わせを行います。
社長とは別の目線でデザインの最終確認
縫製部隊も出来上がりのイメージを想像しながら、デザインを確認します。
仕様書のサイズで縫い合わせると、縫い代はどうなるか、ウレタンの厚みはどうするか、社長とは別の視点です。
デザインの確認が出来たら、縫製の前準備
純正シートに無いデザインの場合は、分解する前に縫製の手順も念入りに確認します。縫い合わせが増えるので、縫い代が重なる部分が多くなります。どのように縫製すれば、綺麗に仕上がるか、試し縫いを行います。
定規は自作
デザインに合わせて定規を作ります。
ひたすら、ひたすら線を引きます。
屈みながら、見つめる作業が数時間・・・・たまに覗きに行くと、腰を叩くか、目が虚ろになっている時があります。
集中力を切らさないうちにテンポよく仕上げます。
社長も確認に来ました(*’ω’*)
ふっくらステッチはウレタンで
ステッチの前にウレタン付けを行うことで、ステッチの間がふっくらして凹凸のあるデザインになります。
ラインの下書きと同様、ひたすらステッチします。
出来上がったキルティング生地を裁断します。
ブラックラインと縫い合わせるため、細かくパーツごとに分けます。
同時進行で他のパーツも縫い合わせていきます。
デザインが見えてきました!
全てのパーツを縫い合わせていきます。
パーツが多いと、写真のように重なる部分が多くなります。
最終的に余分な縫い代をカットしたり、調整します。
シートの縫製が終わり、本体に被せます
縫製が終わったシートは、男性陣にバトンタッチ。
女性陣も行うことはありますが、力のいる作業なので大変です。
今回は店長とHarley-Davidsonカスタム専門店OZのスタッフが手伝いに来てくれました。
社長も作業?
社長は仕上がりの確認中です。
今回は同時に3つの車の被せが重なる、珍しい状態でした。
男性陣は大忙し!終わる頃には指先が震えていたそうで・・・・
同時進行でドアパネルの張替えも進んでいました!
糊付け
赤い合皮を張る部分に、糊付けします。
縫製部隊がステッチと格闘する中、黙々とドアを張り替える職人の姿が。
完成!!
外装に合わせたデザインのシートに仕上がりました。
ドアパネルも同色で統一感があります。
リアシートも中心のBLACKラインが目を引きます。
参考価格:
合皮張替え
前後シート・ドア 396,000円(税込)
※別途デザイン料
2023年10月施工
※ 表示金額は変動する場合がございます。詳細は直接お問い合わせください。