
NEWINGが手がけたフルコンプリート車両:Audi A7 Sportback
Audiのラインナップにおいて、一際流麗なクーペシルエットを誇る「A7 Sportback」。新車価格1000万円を超えるこのフラッグシップ級車両は、メーカーが心血を注いだ完成された美しさを備えています。それゆえ、このクラスに手を加えることは、純正の洗練を壊しかねないというリスクを伴う、いわば「覚悟」のいる行為です。
NEWING(ニューイング)が手がけたこのフルコンプリート車両は、カスタマイズが単なるパーツの付加ではなく、純正の魅力を論理的に進化させる「調和」であることを証明しています。カスタムカー・コンサルタントの視点から見ても、これほどまでにベース車両の素性を理解し、そのポテンシャルを研ぎ澄ませたビルドは稀有と言わざるを得ません。
オリジナルを凌駕する「エッジの調和」:Alpilエアロの哲学
この車両の佇まいを決定づけているのは、NEWINGのオリジナルブランド「Alpil(アルピール)」が展開するエアロデバイスです。フロントリップスポイラー、サイドステップ、リアディフューザー、そして特筆すべきはトランクスポイラーに至るまで、その設計思想は一貫して「純正エッジの強調」にあります。
A7のキャラクターラインは、非常に鋭く計算されたエッジによって構成されています。Alpilはあえて主張の強い大型パーツを避け、「小さめのデザイン」に徹することで、ボトムラインを整えつつ視覚的な重心を最適化しました。特にトランクスポイラーは、一見すると純正パーツと見紛うほどのフィッティングを見せながら、リアビューに決定的な「鋭さ」を加えています。
「このエッジを崩さないようなデザインでシンプルに、小さめのデザインで、しっかりエッジを際立たせた」
この言葉に集約される「引き算の美学」こそが、大人のラグジュアリーセダンに真の進化をもたらすのです。
21インチの芸術:リムに映り込む「MS-I」鍛造ホイールの仕掛け
足元を支えるのは、Alpilの誇る鍛造ホイール「MS-I」の21インチモデルです。ここで注目すべきは、単なる塗装ではない「ブラックアルマイト」仕上げの選択です。アルマイト特有の深い金属光沢は、1000万円クラスの車両に相応しい重厚な質感を醸し出します。
さらに、このホイールには緻密な計算が施されています。ディスク側面に設けられた穴あけ加工が、光の反射によってリムの奥へと映り込むよう設計されており、ホイール全体を一つの立体造形として完成させているのです。21インチという大径サイズと、その隙間から覗く巨大なレッドキャリパーのコントラストは、この巨躯に軽快さとスポーツ性能の裏付けを与えています。
巨体を感じさせない「マイルドハイブリッド」の意外な機動力
ベース車両は「55 TFSI Quattro S Line」。3.0L V6ターボエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたこのパワートレインは、大径21インチホイールによるバネ下重量の増加を感じさせない、淀みのない加速を提供します。低回転域のトルクを電気的に補うことで、街中から高速域まで全域でストレスフリーなドライバビリティを確保しています。
3画面のコクピットと、光を操るアンビエントライト
インテリアに目を向けると、「S Line」専用の仕立てがオーナーを満足させます。Sの刻印が入ったスポーツシート、手に馴染む3本スポークのスポーツステアリング、そして贅沢に革が張られコントラストステッチが施されたダッシュボード。これら純正の高品質な素材に、Audiが誇る「MMIタッチレスポンス」と「バーチャルコクピット」の計3画面が融合し、次世代のインターフェースを構築しています。
また、夜間のキャビンを彩るアンビエントライトは、この車両のテクノロジーを象徴する装備です。
- マリンタイム: 深いブルー
- ローラー: オレンジ
- インパルス: レッド
- ビジョン: 澄み渡るような「美しいスカイブルー」
これらプリセットに加え、オーナーの好みに合わせられるカスタム設定も可能。最先端の光の演出が、ナイトドライブを非日常の体験へと昇華させます。
A7では極めて希少な「大型サンルーフ」という付加価値
この個体を「唯一無二」と言わしめる決定的なポイントが、装備されている「大型サンルーフ」です。実は、日本市場におけるAudi A7のストック車両で、サンルーフ付きの個体は驚くほど希少です。
ワンタッチでシェードが開き、続いて広大なガラスエリアが展開するこの装備は、クーペスタイルの低いルーフによる閉塞感を払拭し、圧倒的な開放感をもたらします。リセールバリューの面でも、コンサルタントとして「外せないポイント」と断言できる付加価値です。
「サンルーフはポイントなかなか高いんじゃないでしょうか」
開発者が自信を持って語る通り、この「サンルーフ付きフルコンプリート」という組み合わせは、市場における「ユニコーン」のような存在と言っても過言ではありません。
未来のオーナーへ贈る、唯一無二の選択肢
1000万円超のベース車両が持つ気品を損なうことなく、Alpilの技術によってエッジを際立たせたこのAudi A7。それは、4WSやハイブリッドといった先進技術による「機能的な走りの鋭さ」と、徹底したデザイン哲学による「視覚的な鋭さ」が完璧なバランスで共存する一台です。
カスタマイズとは、純正を否定することではなく、その美学を理解した上でオーナーの個性を刻む行為です。純正を超える「調和」を手に入れたとき、あなたのカーライフはどう変わるでしょうか?
この、洗練と情熱が同居するA7を手にした瞬間、日常のすべての移動は、自己の美学を再確認する至福の時間へと変わるはずです。
車両スペック、金額等の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

